コミュニケーションにボキャブラリー

コミュニケーションにボキャブラリーは必要か？

もしあなたが政治家なり、講演家だったりいわゆる 言葉のプロなのであれば、ボキャブラリーは絶対必要条件です。 しかし円滑なコミュニケーションにボキャブラリーは必要か？ という問いに対しては、私はまったく“ＮＯ！”と答えます。 もちろん、ボキャブラリーというのはあるにこしたことは ないのですが、それ以上に大切なことがあるからです。 語彙、あるいはボキャブラリーというのは、 例えるなら食材のようなもの。 ボキャブラリーが多い人というのは、冷蔵庫にたくさんの 食材が豊富にはいっているようなものなのです。 しかし、それだけで美味しい料理はできるのでしょうか？ あまりものでも、料理上手な人はいとも簡単に 美味しい料理を作ってしまいます。 つまりボキャブラリーはないとダメなもの、ではなくて あったらいいもの、プラスアルファなものなのです。 それよりも大事なことは、相手に伝えたい、 という気持ちではないでしょうか。 また読み書きする言葉と、話すときに使う“話し言葉” はまったく違うものなのです。 ボキャブラリーが豊富な作家さんは、みんな コミュニケーション上手か？と聞かれれば そんなことはないはずですよね。 伝わるかどうか、は本当に伝えたいと思ったときに 生まれるあなたの言霊次第なのです。 人から好かれる話し方、とはボキャブラリーの数 ではなく、むしろ気持ちなのです

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